医療法人晃有会 ササセ皮フ科

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● column 月刊ササセ


痒疹  2021/02/09(火)
脂漏性皮膚炎  2021/01/12(火)
しもやけ・・・今でも意外と多い  2020/12/15(火)
皮脂欠乏性湿疹と皮膚搔痒症  2020/11/13(金)
陥入爪(巻き爪)の治療  2020/10/13(火)


痒疹

 痒疹とは、痒みの強い、孤立性の丘疹や小結節で、虫刺されや各種アレルギー、アトピー性皮膚炎などが誘因になります。掻把などにより増悪し難治性の結節を形成します。刺激に対する皮膚の炎症反応によるものと考えられ、虫刺、物理的刺激、食物やヒスタミンなどの内因性物質が原因として考えられます。
 小児の虫刺後には小児ストロフルスという痒疹がよく生じ、妊娠初期には妊娠性痒疹というのもあります。痒疹の慢性型には多形慢性痒疹と結節性痒疹があります。結節性痒疹では2センチくらいになることもあります。
 治療はステロイド外用ですが、結節性痒疹ではステロイド局注、紫外線照射、凍結療法も行われます。

ササセ皮フ科
笹瀬 晃弘

Date: 2021/02/09(火)

脂漏性皮膚炎

 日常よく遭遇する疾患の一つで乳幼児や思春期以降の成人に好発する皮膚炎です。皮脂分泌の活発な部位に出現し、紅斑から黄色調の鱗屑を伴う紅色局面が特徴的皮疹です。
 乳児型では生後2~4週間ごろから被髪頭部や眉毛、前額に生じやすく、ときに黄色調痂皮が付着します。多くは生後8~12か月で自然軽快しますが、症状に合わせて積極的に治療します。
 成人型は慢性かつ再発性で、頭部の粃糠様落屑の増加や脂漏部位の鱗屑を伴った紅色局面がみられます。
 皮脂の分泌異常やストレス、常在菌マラセチアの関与が病因として考えられます。治療はステロイドや抗真菌剤の外用になります。

ササセ皮フ科
笹瀬 晃弘

Date: 2021/01/12(火)

しもやけ・・・今でも意外と多い

 いわゆる「しもやけ」は、寒さにさらされ血管がうっ血して生じる「凍瘡」という皮膚疾患です。四肢末端、次いで耳介、頬に好発します。小児学童に多い疾患ですが、高齢者にもよくみられます。特に下肢の血行の悪い高齢者は要注意です。
 限局性の疼痛や搔痒を伴う鮮紅色から紫紅色の浮腫性紅斑で、ときに水疱、潰瘍を伴います。多形紅斑様の皮疹を呈することもあります。通常は1~3週間で治癒しますが、皮膚炎や二次感染などが生じると長期に渡ることがあります。
 治療はビタミンEの外用と内服、ステロイド外用、血管拡張薬内服などです。毎年発症する人は、保温やマッサージで予防しましょう。

ササセ皮フ科
笹瀬 晃弘

Date: 2020/12/15(火)

皮脂欠乏性湿疹と皮膚搔痒症

 どちらも冬季に多い皮膚症状です。皮脂欠乏性湿疹は皮膚の脂分が不足することによって引き起こされる皮膚炎です。加齢や入浴時の洗いすぎなどで皮脂や汗の分泌が減少した状態になると皮膚バリア機能が低下します。外的刺激を受けやすくなり湿疹化した状態が本症です。特に高齢者の下腿伸側に好発します。湿疹化していますのでステロイド外用が必要です。軽症時から保湿することが大切です。皮膚搔痒症は、明らかな皮疹がないにも関わらず、強い搔痒を呈する皮膚疾患で皮膚乾燥を伴うことが多いです。代謝疾患などで引き起こされることもありますが、高齢者では特別の疾患なく生じることがあります。内服と外用で治療します。

ササセ皮フ科
笹瀬 晃弘

Date: 2020/11/13(金)

陥入爪(巻き爪)の治療

 「巻き爪で痛い」という主訴で来院される患者さんは非常に多いです。足の親指が大半を占めます。爪の両端を深く切りすぎる、いわゆる「深爪」が原因になっていることが多いです。深く切られた爪が伸びてくる時に、前方にある皮膚に食い込むことによって生じます。指を前から押して激痛が走る時はこの状態です。
 症状が軽い時は、麻酔なしで食い込んだ爪を切るだけで治ることがあります。中等度以上になってくると、麻酔をして爪の根元の爪母というところまで爪の食い込んでいる部分を短冊状に摘除します。さらに再発を繰り返す場合は、摘除した部分の爪が生えてこないようにフェノールで処理します。つまり爪の幅を短くする処置です。

ササセ皮フ科
笹瀬 晃弘

Date: 2020/10/13(火)

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