● 診療科目
赤あざ以外のメラニンによるほとんどのあざ,シミ,ホクロ
『Qスイッチルビーレーザー』
従来のレーザーは照射スポットの中心部にエネルギーが集中するため、ムラが生じるという欠点に悩まされていました。
しかしこのレーザーは照射スポット内が全て均一に(ムラなく)照射出来ることを可能としたカライドスコープ搭載の最新レーザー機器です。従来のルビーレーザーと同様に正常な皮膚や血管にはダメージを与えず、メラニン色素を破壊し、シミやあざの状態を改善します。
医療用レーザーは様々な種類があります。
症状によって最適なレーザーを選びます。
医療用レーザーは外国製のものが主流ですが、当院では東芝メディカルシステムのQスイッチルビーレーザーをベースに開発された最新で最高グレード版を使用しております。
効果
以下は保険適応になります。
- ● 太田母斑(青あざ)
- ● 扁平母斑(茶あざ)
- ● 異所性蒙古斑
- ● 外傷性刺青
適応
※ 赤あざ以外のメラニンによるほとんどのあざやシミが治療対象です。
くすみにはオーロラ(フォトRF)での治療が適しています。
料金
Qスイッチルビーレーザーの施術料
保険適応外の料金
1ショット \1,000
初診料 \3,000 再診料 \1,000
外用薬 \300
内服薬 \700~2,800(1週間分 \700)
スポッツカバー(レーザー後用コンシーラー)\1,800 or テープ大 \300、小 \200
美白剤 \2,000
治療の流れ
治療法・経過
1. レーザー光を照射。(輪ゴムではじかれた程度の痛み)
2. レーザー用のコンシーラー又はベージュのテープを貼る。
3. 茶色のかさぶたになる。
4. 1~2週間後にテープをはがしたとき、かさぶたが一緒にはがれることもあります。
コンシーラーの場合は洗顔の際、かさぶたが一緒に自然とはがれおちます。
はがれない場合無理に取らないようにして下さい。
注意事項
色素の深さや色調によって反応が悪い場合があります。
反応していても破壊されたメラニンがそのまま排出されないこともあります。
一時的に皮膚が薄くなり、血管が透見され濃くシミのように見える場合があります。
体質、生活環境、ホルモンバランス等の種々の要因により、再発することもありますが、
予見はできませんのでご了承ください。
色素沈着が生じる事があります。
抗凝固薬・金製剤を内服されている方は原則照射できません。
治療後経過
炎症を抑える外用薬を照射部分の状況に応じて塗布して頂きます。内服薬は約3ヶ月継続して頂いております。
照射後、再診に来られた際、照射部分に美白剤の使用を勧めています。
注意点
摩擦は照射部分の刺激になりますので避けて下さい。