医療法人晃有会 ササセ皮フ科

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● column 月刊ササセ


進化するヒアルロン酸注入  2019/03/18(月)
花粉の季節の皮膚炎  2019/02/19(火)
掌蹠膿疱症  2019/01/15(火)
保湿のすすめ・・・アレルギー予防に  2018/12/16(日)
粘液嚢腫・・・指先、口腔内に  2018/11/10(土)


進化するヒアルロン酸注入

 法令線、マリオネットラインなどの顔の大きなシワやタルミの改善にヒアルロン酸注入は速攻で大きな効果をもたらします。このヒアルロン酸注入は製剤品質と注入技術の面で大きく進化しています。今まで製剤は医師の個人輸入だったのですが、今や国内承認製剤があります。様々な硬さ粘度のものがあり、いろいろな部位に対応できるようになりました。骨の所まで深く注入すると骨と皮膚の接着がしっかりしてタルミが解消されます。自然な出来上がりで、数年持続するものもあります。麻酔薬が入っていて痛みの少ないものもあります。ボトックスとの併用で更に効果が大きくなります。

Date: 2019/03/18(月)

花粉の季節の皮膚炎

 本格的な花粉の季節到来です。スギ、ヒノキ、ハンノキなどの樹木系とブタクサ、オオアワガエリ、ヨモギなどの雑草系、ともに一気に増えてきます。気候は乾燥しまだ寒いです。花粉が皮膚粘膜に付着すると嫌な花粉症が発症します。鼻や眼につくと鼻炎、結膜炎になります。この時期に集中して多いスギ花粉の症状は強烈で、粘膜以外の皮膚にも皮膚炎症状が出ます。
 鼻や眼の症状があり、擦ったり掻いたりしていると皮膚のバリア機能低下が低下し、皮膚についた花粉ででも皮膚炎を生じます。この時期は乾燥でもともとバリア機能が低下しているので、顔にスギ花粉が原因と思われる皮膚炎が好発します。
 バリア機能を正常化させるためにも皮膚炎があればすぐに治しましょう。ひどい時はステロイド、改善すれば保湿剤です。

Date: 2019/02/19(火)

掌蹠膿疱症

 手掌や足底に小水疱が多発し、膿疱化して周囲は紅斑となり融合して局面になる皮膚疾患。爪の点状陥凹や肥厚が高頻度にみられます。慢性に経過し難治性です。10%くらいに胸肋鎖骨間骨化症を合併します。病因は不明ですが、喫煙者に多い疾患です。扁桃炎、副鼻腔炎や虫歯などの病巣感染によることもあり、細菌アレルギーの関与が示唆されます。また歯科金属アレルギーによることもあります。
 治療は、病因や誘因と考えられるものがあればそれを除去・治療することが大切です。皮疹に対してはステロイドやビタミンD3外用と紫外線照射治療が有効です。

Date: 2019/01/15(火)

保湿のすすめ・・・アレルギー予防に

 皮膚は体を覆ているだけのものではなく、免疫の最前線としても体を守っています。よって皮膚は、過敏過剰に反応するいわゆるアレルギーを引き起こす場所でもあります。食物アレルギーでも皮膚で感作されてなります。最近、皮膚の保湿が強く推奨されているのは、単なる乾燥肌や美容的な面からだけではなく、アレルギーを引き起こさないためでもあります。特にアトピーなどの遺伝的素因のある乳幼児においては大変重要になります。 
 保険薬ではワセリン、尿素製剤、ヘパリン類似物質などがあります。ヘパリン類似物質は美容目的などで乱用されたために、保険薬からはずされそうになりましたが、アレルギーの予防効果が認められ大丈夫でした。当然のことです。スプレーや泡状のものなど剤型豊富で使いやすいです。

Date: 2018/12/16(日)

粘液嚢腫・・・指先、口腔内に

 手足の指の先端部分の背面に生じる透明感のある水疱のような小結節で痛み等の症状はありません。粘液嚢腫といってムチンという透明なゼリー状物質が貯留しています。真皮にある線維芽細胞によるヒアルロン酸の過剰産生あるいはガングリオンと同様に関節嚢や腱鞘のヘルニアによって生じます。穿刺吸引、冷凍凝固、ステロイド局所注射などで治療します。再発しやすいので処置後のケアも大切です。
 下口唇の粘膜側に生じる同じようなドーム状隆起は唾液腺排出管の破れたところに唾液が貯留したもので、黄色透明の粘液になります。肉芽腫になっており、切開切除が必要になります。

Date: 2018/11/10(土)

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