医療法人晃有会 ササセ皮フ科

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● column 月刊ササセ


乾癬  2019/11/12(火)
帯状疱疹  2019/10/17(木)
顔の「イボ」  2019/09/17(火)
爪水虫・・・新しい内服薬  2019/07/20(土)
感染性粉瘤  2019/06/15(土)


乾癬

 過剰に角化し赤く肥厚した境界明瞭な皮疹が特徴的な皮膚疾患です。炎症性角化症の一つで、青年から中年に好発します。いくつかの病型があり尋常性乾癬が一般的です。肘頭、膝蓋、頭部、臀部などの刺激を受けやすい部位に好発します。角化が亢進しているため厚い鱗屑(フケ)が付着して銀白色になることがあります。痒みはあることもあります。点状陥凹などの爪の変化を伴うこともあります。
 治療はビタミンD3外用、ステロイド外用、紫外線照射が中心で、重症例には免疫抑制剤や生物学的製剤が使用されます。関節炎を伴う病型では早期の強めの治療が必要です。最近は副作用の少ない内服薬も出てきて治療法も多様化してきています。

Date: 2019/11/12(火)

帯状疱疹

 帯状疱疹とは神経節に潜伏していた水ぼうそう(水痘)ウイルスの再活性化による、皮膚と神経に症状が出る疾患です。神経支配領域に一致した部位に水疱を形成する皮疹と神経痛が出ます。普通は神経症状が皮膚症状より数日早く現れます。治療後に皮疹は治っても神経痛の方は長く残ることがあります。
 高齢者に多く発症する疾患ですが、10代の若い人でも決してまれではありません。以前は一生に1度と言われていましたが、人生も長くなり2度罹患する人も増えています。
 治療は抗ウイルス薬の内服がメインで、神経痛に対する痛み止めの内服や皮膚症状に対する外用を症状に合わせて処方します。難治の神経痛はペインクリニックの対象になります。

Date: 2019/10/17(木)

顔の「イボ」

 顔は毛、脂腺、汗腺などの皮膚付属器が発達しているために、一般的にいう「イボ」が多くみられます。小さく隆起した皮膚病変を一般的には「イボ」と呼んでいますが、その実態は様々です。
 ウイルス性である尋常性疣贅や青年性扁平疣贅と加齢や紫外線による脂漏性角化症(老人性疣贅)が皮膚科的に本当のイボです。それ以外にイボということでよく受診されるのは、女性の眼瞼に好発する汗管腫、高齢者の額などに好発する脂腺増殖症です。その他では、盛り上がりのあるホクロ、角質の詰まった稗粒腫、スキンタグと呼ばれる軟性線維腫などがあります。
 治療は「イボ」の種類によって様々です。日光角化症や基底細胞癌などの悪性腫瘍の可能性もあるので要注意です。

Date: 2019/09/17(火)

爪水虫・・・新しい内服薬

 日本人の5人に1人が足の水虫で、10人に1人が爪の水虫といわれています。爪水虫は、ほとんどが足の爪で、高齢者に多いのが特徴です。昨年、約20年ぶりに爪水虫の内服薬が新しく登場しました。外用薬に比べると、完全治癒率は圧倒的に良いです。以前の内服薬が1年近く飲むのに比べて、この新薬の服用期間は3か月間だけです。また1日1錠を好きな時に飲めるので大変便利です。
 ただし、肝機能の数値が上昇することがあるので数回の血液検査が必要になります。爪水虫になると爪は白濁し肥厚します。歩行に影響することがあるので治しておきましょう。

Date: 2019/07/20(土)

感染性粉瘤

 春から夏にかけて増える疾患です。粉瘤とは皮膚の中に出来る袋状の腫瘍です。そこに細菌感染を起こしたものが感染性粉瘤になります。粉瘤の袋の中は元々皮膚表面と繋がっており、皮膚表面から菌が入りやすいものなのです。菌が入ると数日で赤く腫れて痛くなってきます。粉瘤の本来の治療は、袋ごと切開全摘除になるのですが、感染し化膿してくるとそれはできず、袋の一部を切開し排膿洗浄になります。袋が残るので再発することがよくあります。
 治療せずに放っておくと皮膚内で袋が破れて感染が皮膚や皮下に及び悲惨なことになることがあります。粉瘤が痛み出したらまず間違いなく感染を起こしています。早めに皮膚科受診し、適切な処置を受けてください。初期なら抗生物質内服でいわゆる「散らす」ことができます。

Date: 2019/06/15(土)

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